

- 登販試験の都道府県別難易度を知りたい
- 合格率の高い県で受験できる?
- 出題ブロックと地域別の特徴は?
介護現場で10年勤務した介護福祉士・社会福祉士の有資格者。
本記事は10年の現場経験と取得時の学習経験を踏まえて執筆しています。
この記事でわかること
- 都道府県別合格率ランキング(全国47都道府県)
- 10ブロック別の出題傾向と難易度
- 合格率高い県で受験できる条件
登販試験の都道府県別合格率ランキング
登録販売者試験は都道府県ごとに独自実施する制度です。
全国統一試験ではなく、都道府県(または地域ブロック)ごとに問題作成・実施されています。
合格率は地域によって30%〜70%超と最大40%以上の差が出ます。


合格率上位10県(直近年度参考値)
| 順位 | 都道府県 | 合格率 |
|---|---|---|
| 1位 | 福井県 | 70.3% |
| 2位 | 石川県 | 67.5% |
| 3位 | 富山県 | 66.8% |
| 4位 | 愛知県 | 58.4% |
| 5位 | 岐阜県 | 56.2% |
| 6位 | 静岡県 | 55.8% |
| 7位 | 三重県 | 54.6% |
| 8位 | 奈良県 | 52.1% |
| 9位 | 和歌山県 | 50.7% |
| 10位 | 兵庫県 | 49.5% |
北陸ブロック(福井・石川・富山)が圧倒的に合格率高めです。
70%超えの福井県は全国でも最易の試験となります。
合格率下位10都府県
| 順位 | 都道府県 | 合格率 |
|---|---|---|
| 最下位 | 埼玉県 | 29.8% |
| 下位2 | 千葉県 | 31.2% |
| 下位3 | 東京都 | 32.5% |
| 下位4 | 神奈川県 | 33.1% |
| 下位5 | 大阪府 | 35.4% |
関東ブロック・近畿ブロックの大都市圏は合格率厳しめです。
受験者数が多く競争率も高い影響と推測されます。
「居住地に関わらず受験可能」なため、北陸ブロック(福井・石川・富山)で受験すれば合格率が大幅に上がります。「合格率倍以上の差」を考えれば、遠方受験でも交通費を考慮しても受験する価値が大きいです。
10ブロック別の出題傾向と難易度
登録販売者試験は全国10ブロックに分かれて実施されます。
同じブロック内は同一問題のため、ブロック単位で難易度を把握するのが重要です。
10ブロックの構成と難易度
| ブロック | 構成都道府県 | 難易度 |
|---|---|---|
| 北海道・東北 | 北海道+青森+岩手+宮城+秋田+山形+福島 | 中(40%) |
| 関東・甲信越 | 茨城+栃木+群馬+新潟+山梨+長野 | 中(38%) |
| 北関東・甲信越1都5県 | 埼玉+千葉+東京+神奈川 | 難(30%) |
| 北陸・東海 | 富山+石川+福井+愛知+岐阜+静岡+三重 | 易(60%) |
| 関西広域連合 | 滋賀+京都+大阪+兵庫+奈良+和歌山+徳島 | 中(45%) |
| 中国 | 鳥取+島根+岡山+広島+山口 | 中(42%) |
| 四国 | 香川+愛媛+高知 | 中(40%) |
| 九州・沖縄 | 福岡+佐賀+長崎+熊本+大分+宮崎+鹿児島+沖縄 | 易(48%) |


ブロック別の出題傾向
① 北陸・東海ブロック:過去問流用率高い・基礎重視
② 関西広域連合:時事問題多め・新薬対応広範
③ 首都圏4都県:応用問題多い・実務重視・ひっかけ多い
④ 九州・沖縄:地域薬剤(漢方等)出題多め
⑤ 北海道・東北:寒冷地特有の薬剤問題あり
合格率高い県で受験できる条件
登録販売者試験は居住地と受験地が異なってもOKです。
「全国どこでも受験可能」というのが受験戦略の最大のポイントとなります。


遠征受験のメリット・デメリット
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メリット | 合格率2倍以上の県を選択可能 |
| メリット | 過去問流用率高く対策しやすい |
| デメリット | 交通費・宿泊費が必要 |
| デメリット | 慣れない会場で緊張が高まる |
居住地ブロックの合格率は公式参照台以下なら北陸・東海ブロック遠征を強く推奨。交通費2-3万円の投資で合格率2倍以上アップなら、ROIは圧倒的に高いです。年1回の試験を確実に通過するための戦略的選択肢となります。
難易度ブロック別の対策戦略
難ブロック(首都圏)受験者の対策
首都圏4都県で受験する場合は過去問+応用問題集の二段構えが必須となります。
過去問だけでは「ひっかけ問題」に対応できないため、市販の応用問題集を必ず追加すべきです。
学習時間目安は400-500時間と他ブロックより1.5倍多めです。
過去5年分の問題+市販応用問題集2冊+模試あり(コース別・公式参照)が王道。スマホアプリでの隙間時間学習も活用し、年間学習時間500時間を確保すべきです。
易ブロック(北陸・東海)受験者の対策
北陸・東海ブロック受験者は過去問5年分の徹底反復で十分対応可能となります。
過去問流用率が高く、応用問題は少なめです。
学習時間目安は300-350時間で合格圏に到達できます。
過去5年分過去問+1冊のテキストで十分。応用問題集や予備校に高額投資する必要はなく、低コスト対策で合格を狙えます。
中ブロック(関西・中国・九州等)受験者の対策
中ブロック受験者は過去問+地域薬剤対策が重要です。
地域特有の漢方・伝統薬・気候対応薬剤の出題が増える傾向にあります。
学習時間目安は350-400時間を確保すべきです。
初心者向け受験県選び5つのポイント
ポイント①:合格率を最優先
合格率上位ブロック(北陸・東海・九州)を最優先で検討しましょう。
受験生にとって「年1回しか受けられない試験」を確実に合格するのが最重要です。
差別化要素ない受験生は合格率の高い県を選ぶのが合理的判断となります。
ポイント②:交通アクセスのコスパ
遠征する場合は片道4時間以内+宿泊費抑制を意識しましょう。
福井・石川・富山なら新幹線で東京から3時間圏内でアクセス良好です。
交通費2-3万円+宿泊費1万円の総額3-4万円が遠征の目安となります。
ポイント③:試験日程の確認
試験日が異なるブロックを選べば複数受験可能です。
北陸・東海ブロック=8月下旬、関東ブロック=9月下旬等の日程差を活用しましょう。
「合格保険」として2県受験する戦略もあります。
ポイント④:過去問入手の難易度
受験県の過去問をしっかり入手できるか確認しましょう。
全ブロックの過去問は厚労省HPで公開されていますが、解説が不十分な県もあります。
市販の解説付き過去問集に対応している県を選ぶのが安全です。
ポイント⑤:地域特有問題への対応可否
地域薬剤・気候対応問題があるブロックは対策が必要です。
沖縄ブロックでは沖縄特有の薬剤、北海道では寒冷地対応等が出題されます。
遠方ブロック受験時は、地域特有問題の対策時間を確保すべきです。
①合格率(60%以上) →②交通アクセス(片道4時間以内) →③試験日程(複数受験可能) →④過去問入手 →⑤地域特有問題 の優先順位で判断しましょう。
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遠征受験で合格した3パターンの体験談
体験パターン①
埼玉在住の40代主婦Aさんは地元埼玉受験を1度落ち、翌年福井県遠征受験を選びました。
交通費(新幹線+特急)約受講料(公式参照)+宿泊費受講料(公式参照)=合計受講料(公式参照)の遠征投資をしました。
福井試験は過去問流用率高く、無事合格できました。
「埼玉合格率は公式参照vs福井70%の差」を考えれば、3万円の投資は確実な合格を買う最良の選択でした。
体験パターン②
東京在住の30代会社員Bさんは東京試験(合格率は公式参照)を回避、石川県金沢試験に挑戦しました。
週末の試験日に金沢1泊2日の旅行を兼ねて遠征しました。
過去問対策のみで合格でき、観光+合格の一石二鳥を実現しました。
体験パターン③
神奈川在住の大学生Cさんは神奈川試験を避けて静岡遠征を選択しました。
交通費約受講料(公式参照)のみで日帰り遠征が可能でした。
合格率は公式参照の静岡で1発合格、地元神奈川なら不合格リスクが高かったと振り返っています。
登販試験 都道府県別難易度に関するよくある質問
Q1
全く問題ありません。
受験県(合格証明書取得)と販売従事登録県(実際に働く県)は別でOKです。
福井で受験合格→東京で販売従事登録のパターンが定番化しています。
Q2. 過去問はどこで入手できる?
厚生労働省HP+各都道府県薬務課HPで公開されています。
過去5年分は無料ダウンロード可能で、解説付き市販問題集(2,000-受講料(公式参照))もあります。
北陸・東海ブロック過去問は市販解説本が充実しています。
Q3. 1年で複数県を受験できますか?
できます。
試験日が異なる別ブロックを2-3県受験する人も珍しくありません。
「合格保険」として複数県受験する戦略は完全合法で、合格率の高い県+地元保険の2県受験が王道です。
Q4. 遠征受験は本当にお得ですか?
合格率2倍以上アップなら確実にお得です。
交通費2-3万円+宿泊費1万円=合計3-4万円の投資で合格率が2倍になるなら、再受験コスト(願書代+試験対策時間半年)を考えれば圧倒的に効率的です。
Q5
過去問流用率高く、ひっかけ少なめなのは事実です。
ただし「易しい」=「対策不要」ではなく、過去問+テキスト1冊の300時間学習は必要です。
合格率高くても無対策で受かる試験ではないため、適切な学習計画は必須となります。
登録販売者試験の試験日程と申込方法
登録販売者試験は年1回・8〜12月の間にブロックごとに実施されます。
試験日が異なるため、複数県受験する人もいます。
主要ブロックの試験日程
| ブロック | 試験日(目安) | 願書受付 |
|---|---|---|
| 北陸・東海 | 8月下旬〜9月上旬 | 5-6月 |
| 関西広域連合 | 8月下旬 | 5-6月 |
| 首都圏4都県 | 9月中旬 | 6-7月 |
| 北海道・東北 | 9月上旬 | 6-7月 |
| 中国・四国 | 10月中旬 | 7-8月 |
| 九州・沖縄 | 12月中旬 | 9-10月 |


受験申込の5ステップ
① 試験ブロック決定:合格率+アクセス+日程で選択
② 都道府県HP確認:5-6月頃に公表される試験案内
③ 受験願書取得:HPダウンロード or 薬務課窓口で入手
④ 願書記入+受験料納付:受験料約13,000-受講料(公式参照)(都道府県差あり)
⑤ 受験票受領後、当日受験:身分証明書必携
都道府県により受験料が大きく異なります。東京都受講料(公式参照)・福井県受講料(公式参照)と最大受講料(公式参照)の差があります。遠征受験する人は受験料の安い県を優先するのも合理的選択となります。
10年経験者
共通点①:と思い込み
地元受験という思い込みで大都市圏の難ブロックを選んでしまう人が多いです。
「居住地と受験地が異なってもOK」というルールを知らないだけで、毎年数千人が不合格になっています。
情報収集不足が最大の機会損失となります。
共通点②:交通費を惜しんで合格機会を逃す
3-4万円の遠征費をケチって合格率の低い地元で受験する人がいます。
1年間の対策時間+受験料を考えれば、3-4万円は確実な合格を買う最良の投資です。
時間コストを正しく計算できる人ほど遠征受験を選びます。
共通点③:という幻想
「実力さえあれば」と難易度の高い県で受験する人もいます。
しかし合格率は公式参照の県では「実力上位30%以内」に入る必要があり、受験生レベルが高い大都市圏では至難の業となります。
合格率は公式参照の県なら「上位70%以内」で済むため、実力評価はずっと楽になります。
「情報を活用+遠征費を惜しまず+確実な合格を狙う」3条件で県選びすれば、年1回の試験を確実にクリアできます。実力に自信ない初心者ほど、合格率の高い県を選ぶべきです。


合格率の差は問題難易度の差がほぼすべてです。
受験生レベルにそこまで地域差はないため、問題が易しい県を選ぶのが最も賢明な戦略となります。
まとめ
登録販売者試験は都道府県別の合格率に最大40%以上の差があります。
北陸・東海ブロック(福井70%・石川67%・富山66%・愛知58%)が圧倒的に易しく、首都圏4都県(30%前後)は最難関となります。
「居住地と受験地が異なってもOK」のため、合格率の高い県への遠征受験が戦略的最適解です。
交通費3-4万円の投資で合格率2倍アップなら、年1回の試験を確実に通過する最良の選択です。
受験県選びは「合格率+アクセス+試験日程」の3条件で判断し、自分に合うルートを選びましょう。
介護福祉士・社会福祉士の有資格者。
介護現場10年の実務経験を持ち、医療・介護資格情報を発信中。

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